高橋 登さん
高橋登さんは、山を愛し、木々を愛し、自然に無理に逆らわず、調和を大切にした果樹栽培をされています。その暮らし方や考え方は、パーマカルチャーを思わせるところがあります。 登さんのりんごは気候の変化に強く、不作の年もしっかりとした実になることが多いです。
- 主な生産品種
- りんご(紅玉、グラニースミス、ふじ等)、西洋梨(レッドバートレット等)
- 強み・こだわり
- 山の傾斜を利用した日照の良い園地でりんごを中心に果物を栽培しています。より自然体に近い環境で果物を育てるのが私のスタイルです。なるべく草を刈らずに栽培し、着色のための反射シートも使いません。木の様子をしっかり観察し、必要かなと思うことだけを私がします。木はどう答えてくれるか、毎日が勉強です。 当園の木は過保護にしなくても力強く花を咲かせ実りますし、酸っぱさと甘さのバランスがちょうど良いとのご評価をいただいております。
- 私はこんな人
- のんびりコツコツタイプです(良く言えばですが…)。 代々受け継いだ広大な畑も、だんだん手が回らなくなってきたため無理に作るのを止めました。止めた畑をどう自然と同調和させてゆくかを考えていますが、それもまた楽しくなってきました。自然の力は本当にスゴイと感じることばかりです。いずれはキレイな山と森を作りたいです。